【脱党支援センター2020年10月11日】
米当局は国民に、中国スパイへの警戒と注意を呼び掛けている。連邦捜査局(FBI)と米国家防諜安全保障センター(NCSC)は、中国がどのようにして米国の国家安全保障当局者を騙し、スパイ活動を行ってきたかを説明する啓発動画を公開した。
FBIの公式ウェブサイトによると、この動画は米中央情報局(CIA)の元職員ケビン・マロリー(Kevin Mallory)の逮捕に至るまでの実話をもとに制作された。マロリーは2017年、上海へ旅行した際に中国の諜報員に米国の国防上の機密情報を販売した容疑で逮捕された。動画の中にはマロリーの逮捕当時のシーンが含まれている。
「FBIとNCSCは、この問題に対する認識を高め、民間部門、学術・研究コミュニティ、その他の米国政府機関の個人が、外国の諜報機関がもたらすスパイの脅威から身を守れるように支援する」とFBIは書いている。
トランプ政権は近年、中国スパイの取り締まりを強化している。米国内で横行している中国共産党スパイが立て続けに起訴されている。
転載大紀元 エポックタイムズ・ジャパン